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2022/12/12 19:06
今回は、当店のテイストについてのお話です。
まず、私がヴィンテージに興味を持ったのは14歳の時。
雑誌を見てショップ情報を集めて雑誌についていた古着マップを見ながらいろいろなお店を回ったりしていました。
いろいろなお店を回る中で、欲しいと思って買うお洋服が各店1点ずつが多かった。
それで、自分が欲しいと思うお洋服やそれに合うアクセサリーだけのお店があったらいいな。そしてそれに共感してくださって喜んで下さるお客様がいたら楽しいなと思った。
19歳でお店をやろうと思ったけど、買い付け先と古着の知識などまだ足りないと思って、服飾専門へ行きました。
その後、日本のお店だけでなく海外のショップも行きたいとなり、アメリカかイギリスで迷ってアメリカはきっと買い付けで行く気がしていて
ヨーロッパのヴィンテージも現地の方から直接学びたいし、古着の出どころを知りたいし、英語の勉強も兼ねていくなら本場イギリスかなと思ってイギリス留学を決めました。
最初は語学力ゼロだったので、ロンドンの語学学校に通って英語を集中的に勉強して、三か月してから履歴書を作って沢山の古着屋さんにもっていったのですが、履歴書の英語のレベルはスターターで誰からも返事がきませんでした。
ある日、毎週のように通っていた週末のマーケットでお気に入りのカップルが販売していたブースがいつもの所になくて、
連絡してみると 「移動した」との事で、教わった住所の場所に行ってみると、"THE VINTAGE EMPORIUM"というヴィンテージショップをオープンしていた。(現在は閉業)
一階がカフェ、地下がヴィンテージショップ
オープンしたてで大変だろうし、私のイギリスで一番好きなお店だったし、ここならタダでもいいから経験したいし働かせていただきたいと思って、
好きな思いを伝えると「昨日もそこに置いていた茶色いバッグが盗まれた」とオーナーolieが言っていて、スリの見張り役をお願いしたいと言ってくださり、
スリの見張り役としてお店に立たせていただく事に!!
裁縫はできたので裁縫も手伝ったり、お客様が居ない時間帯はお店の商品についての知識や買い付けのことなど丁寧に教わりました。
(ちなみに生活費はロンドンの家の近くの、すしレストランのバイト代と日本で貯めた貯金)
そんな感じでロンドンで学び、ちょくちょく周りの国へ行きマーケットを歩きまわりヴィンテージを買い集め、ヨーロッパをみてから
帰国して、一番働きたいと思ったヴィンテージショップで経験させていただきました。
その中で、自分がいつも好きで買っているものって古着の中でも何系?と考えはじめ、25歳あたりで分かった。
それが、ブラックファッションでした。
黒人のファッションがベースになっているものが好きなんだと気づいた。
鮮やかな色柄物のお洋服に、大振りのイヤリング、アクセサリーの重ね付けしたスタイル。
スカーフやターバンを巻いたり。
ニューヨークのアッパーテイストと、赤道に近い温かい国のテイストのミックスしたスタイルだった。
その後、スタイルが固まりアメリカ買い付けに出た↓
ニューヨーク買い付けで偶然お会いできた、アドバンスドスタイルのAriさん。
写真集や映画も見てたから思わず I LOVE YOU!!って言ってしまった(笑)その時のお写真。
Ariさんはニューヨークのマダム達のファッションを撮影しているフォトグラファーで、私がイメージする方々が沢山出てきてとても好きです。
Ariさんのインスタグラム@advancedstyle からお写真を拝借してご紹介させていただきます。↓
民族テイスト、ハワイアン、アフリカンなどなど。
フルーツモチーフや、海モチーフやお魚などが多いのはハワイアンテイストだったり、
動物も大きな動物多く、鳥も南国にいるようなモチーフがメインです。